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ウェルズ・ファーゴ、7-9月は56%減益-顧客補償などで費用増加

米銀ウェルズ・ファーゴの7-9月(第3四半期)決算は、前年同期比で56%の減益となった。過去の不祥事への対応に追われるチャーリー・シャーフ最高経営責任者(CEO)は、人員削減を開始している。

  第3四半期の費用は市場の予想外に増加。顧客への補償で10億ドル(約1050億円)近くを、事業再編費用として7億1800万ドルを引き当てた。一方で貸倒引当金は7億6900万ドルと、アナリスト予想(16億5000万ドル)の半分を下回った。

  ウェルズが相次ぐ不祥事に見舞われた過去から脱却すべく、シャーフCEOは取り組みを進めている。14日の発表資料で同CEOは、顧客やコミュニティー、従業員の満足度向上に向けて的を絞った行動を取っていると説明した。

  また新型コロナウイルスの感染拡大に伴う悪影響や追加景気対策の不確実性により、景気回復の軌道ははっきりしない状態が続いているとの認識を示した。

Less Efficient

Wells Fargo has higher costs relative to revenue than peers

  第3四半期の非金利費用は前年同期から3000万ドル増えて152億ドル。ウェルズは費用の大幅削減に取り組んでおり、人員削減も開始している。9月30日時点での従業員数は27万4900人。年央時点では27万6000人だった。

  第3四半期の収入は189億ドルに減少。アナリスト予想(179億5000万ドル)は上回った。純金利収入は19%減の93億9000万ドルだった。

原題:Wells Fargo Profit Slumps on Severance and Remediation Charges(抜粋)

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