コンテンツにスキップする

債券は上昇、欧米金利低下や流動性供給入札順調で買い圧力

更新日時

債券相場は上昇。新型コロナウイルス感染の再拡大や、米追加経済対策協議の難航を背景に欧米金利が低下したことを受けて買いが先行した。この日に実施された流動性供給入札が順調な結果となったことで買い圧力が強まり、相場は一段高となった。

  • 新発30年債利回りは0.63%、新発40年債利回りは0.66%と、いずれも前日比1ベーシスポイント(bp)の低下
  • 新発5年債利回りは1bp低いマイナス0.115%
  • 長期国債先物12月物の終値は11銭高の152円8銭。夜間取引堅調の流れを引き継いで買いが先行し、流動性供給入札結果の発表後に水準を切り上げ、一時は152円10銭まで上昇した

市場関係者の見方

バンク・オブ・アメリカの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • コロナ感染拡大や大統領選を控えた米追加経済対策の話などで海外金利が低下した上、流動性供給入札もしっかりめの結果
  • 超長期ゾーンには押し目買いも入っているが、まだそれほどでもない感じで、金利が下がらないように買っているだろう
  • 第3次補正予算は大規模にはならなさそうなので、超長期の発行が大きく増える感じではないという織り込みだが、はっきりするまでは積極的に買いにくい面も
  • 10年債はプラス金利で買いもあるが、ゼロ%が近づいてしまったので、ゼロ%~0.05%の狭いレンジの中心を見ながらと言う感じ
長期国債先物12月物の日中取引推移

流動性供給入札

  • 対象は残存期間5年超15.5年以下
  • 応札倍率は4.42倍と、同年限の前回入札の4.19倍を上回る
  • 最大利回り格差はマイナス0.006%、平均利回り格差はマイナス0.007%
  • 備考:流動性供給の過去の入札結果

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.145%-0.115%0.025%0.405%0.630%0.660%
前日比-0.5bp-1.0bp横ばい-0.5bp-1.0bp-1.0bp
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE