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シティ、ウェルズFと同じ道たどるのか-電話会議でCEOに集中砲火

  • コルバットCEOは決算の電話会議で引退の前倒しなど求められる
  • 「手っ取り早く簡単には解決できないだろう」-CEO

米銀シティグループの13日の決算に関する電話会議では、規制当局から同行に科された制裁金や買収活動への新たな制限のほか、最高経営責任者(CEO)の交代など、話題が尽きなかった。

  同行に関するニュースが最近相次いだことで、投資家やアナリストの間では不安が高まっている。シティが同業ウェルズ・ファーゴと同様の規制に直面するかもしれないと懸念されているのだ。ウェルズ・ファーゴは、米連邦準備制度理事会(FRB)が課した資産制限のため、少なくとも40億ドル(約4200億円)の利益を得る機会を失った。

Key Speakers At The 2018 Milken Conference

マイク・コルバットCEO

写真家:パトリックT.ファロン/ブルームバーグ

  シティ幹部とアナリストによる電話会議では、こうした緊張感が表面化。アナリストらは約2時間の会議中、マイク・コルバットCEOに引退の前倒しや、規制当局の懸念解消のために同行が支出すべき金額を明確にすることなどを求めた。

  バンク・オブ・アメリカのアナリスト、エリカ・ナジャリアン氏は同会議で「規制問題に関してシティグループが次のウェルズ・ファーゴにならないと、なぜ言い切れるのか」 と質問。「同じ困難な是正への道をたどることはないと、現在と将来の投資家をどう安心させることができるのか」と問いかけた。

  コルバットCEOは「広範囲にわたる顧客への損害はなかった。当行は問題の活動から利益を得なかった」と説明。その上で「これは手っ取り早く簡単には解決できないだろう」との見方も示した。

シティグループに米当局が4億ドル制裁金、大型買収の承認義務付け

原題:
Citi’s Corbat Asked to Prove His Bank Isn’t the Next Wells Fargo(抜粋)

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