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ドルは105円台前半、株安・人民元安でリスクオフのドル買い・円買い

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=105円台前半で推移。株安や中国当局による元高抑制措置を受けたリスク回避的なドル買いと円買いで、値動きは限定的だった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時39分現在、前日とほぼ変わらずの105円37銭。ここまでの取引は105円28銭から105円45銭
  • ドル・オンショア人民元はほぼ変わらずの1ドル=6.7432元。ここまでのレンジは6.7410元から6.7612元
  • ドル・オフショア人民元はほぼ変わらずの1ドル=6.7418元。ここまでの取引では6.7392元から6.7653元

ドル・円はリスクオフで綱引き状態に

市場関係者の見方

IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト

  • ドルと円は米株価指数先物などの下落を受けたリスクオフで他の主要通貨に対して買いが優勢に。ドル・円は米長期金利の低下もあって上値が重い
  • 中国による人民元安への誘導が新興国通貨売り、リスク回避的なドルと円の買いにつながっている面も。中国の内需に異変があるからではないか注視する必要がある

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • 米株先物などの下げでドルは円以外の主要通貨に対しては買いが入ったが、ドル・円はもみ合いにとどまっている。日本株が小高くなる場面では買いが優勢になったが、上抜けていくエネルギーはなかった
  • 米国の大統領選や追加財政刺激策の協議、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る交渉などをにらみ、積極的にポジションを作る局面ではないだろう
  • 米消費者物価指数(CPI)は新型コロナウイルスの感染再燃下での消費動向を探る上である程度、注目したい

大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジスト

  • ドル・円はテクニカル的には105円19銭にある一目均衡表(日足)の基準線と105円53銭にある転換線が攻防の目安。どちらか抜けた方についていく感じ
  • 米株価指数先物の下げは米追加財政刺激策などに関する新たな材料が出たわけではなく、薄商いの中での短期的な売買がきっかけか

背景

  • 米株価指数先物は13日の時間外取引で下落。日経平均株価は一時、前日比67円安まで下落の場面も、43円高で取引終了
  • 中国人民銀行(中央銀行)は人民元の中心レートを1ドル=6.7296元と市場予想の中央値より元安水準に設定
  • 米10年物国債利回りは時間外取引で前週末より低下し、一時0.7504%まで下落
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