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レイ・ダリオ氏、「時間は中国の味方」-米国との覇権争いで

  • 中国経済は米国よりも早くコロナ禍から回復と指摘
  • 「人民元の国際化が起こるだろう」との予想も示す

ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツ創業者のレイ・ダリオ氏は、中国はさまざまな問題で米国よりも有利だと言う。

  同氏は12日、ミルケン研究所のグローバル・コンファランスに際してニューヨーク・タイムズ紙のコラムニスト、トーマス・フリードマン氏に、「さまざまな展開において、時間は中国の味方であり、米国の側にはない」と語った。米次期政権にとって「難しい状況は、中国が成長し、恐らく米国をしのぐのは運命だということだ」と話した。

Key Speakers At The 2019 Milken Conference

レイ・ダリオ氏

写真家:パトリックT.ファロン/ブルームバーグ

  ダリオ氏(71)は新型コロナウイルス危機から中国経済が米国よりも早く立ち直ったことや、中国市場に上場する「ホットな」企業が資金を引き寄せていることを指摘。また、中国は相対的に金利が高いことから「紙幣を印刷する必要」が他の国よりも少ないとも述べた。

  同氏は7月に、米中の緊張が武力紛争にまでエスカレートする恐れや両国の「資本戦争」でドルが打撃を受ける可能性に言及していた。

  今回も同様の見解を示し、「人民元の国際化が起こるだろう。米国を中心とした世界秩序への脅威となるため、これまではそれが意図的に妨げられてきた」と語った。

原題:
Dalio Says ‘Time Is on China’s Side’ in Power Struggle With U.S.(抜粋)

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