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中国の実質CO2排出ゼロ計画、すべての温室効果ガス対象-研究者

  • 習国家主席が60年までに実質CO2排出ゼロを目指すと表明
  • 習氏は削減対象や具体的手段の詳細を明らかにしなかった

中国政府は2060年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする目標を表明しているが、削減対象には二酸化炭素だけでなくあらゆる温室効果ガスが含まれる。中国を代表する気候変動研究者の1人、何建坤氏がこう指摘した。

  清華大学で気候変動と持続可能な開発の研究などを率いる何氏は、目標達成に向けたロードマップの概要に関する12日の会議で説明を行った。

中国、60年までに実質CO2排出ゼロへ-クリーンエネルギー支出増か

  習近平国家主席が先月に国連総会で同目標について表明した際には、削減対象を二酸化炭素だけとするのか、あるいはメタンや亜酸化窒素など他の温室効果ガスも含まれるのか明確にしなかった。また、目標達成に向けた手段についても詳細を明らかにしなかった。中国政府は21年から25年までの次期5カ年計画で一部措置を提示する見込みだ。

  中国は30年までにエネルギー源に非化石燃料が占める割合を増やすなど、気候変動問題に関する国際的枠組み「パリ協定」により大きな貢献をすべきだと、何氏は指摘した。

原題:China Aims to Cut All Greenhouses Gases by 2060, Researcher Says(抜粋)

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