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10月12日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎米国市況:株続伸、大型ハイテク株が買い集める-原油は安い

  12日の米株式相場は続伸。S&P500種株価指数は約6週間ぶり高値となった。大型テクノロジー株の一角に買いが集まった。

  • 米国株は続伸、ナスダック100が4月以来の大幅高
  • 米国債は休場、コロンブス・デーの祝日で
  • 豪ドル全面安、中国の元高抑制措置で-ドルまちまち
  • NY原油先物は大幅続落、米・リビアで生産障害が解消
  • NY金、米景気対策の視界不良でスポット反落-先物は続伸

  S&P500種は4営業日続伸。上昇率が一時4%を超えたナスダック100指数は4月以来の大幅高で終えた。アマゾン・ドット・コムが会員向けセール「プライムデー」を前に値上がりし、アップルも第5世代(5G)対応「iPhone(アイフォーン)」の発表を控えて大幅高となった。ツイッターはドイツ銀行による投資判断引き上げを追い風に急伸。ドイツ銀はデジタル広告を収入源とするフェイスブックやアルファベットなどの目標株価も引き上げた。

  S&P500種は前日比1.6%高の3534.22。ダウ工業株30種平均は250.62ドル(0.9%)高の28837.52ドル。ナスダック総合指数は2.6%上昇した。コロンブス・デーで米国債の現物取引は休場。

  9月には急落局面もあったナスダック100指数だが、3月に付けた安値からは70%余り上昇。グラディエント・インベストメンツのポートフォリオマネジャー、キース・ガングル氏は「投資家はこれまでに奏功したトレード、成長重視のトレードに立ち返っている」と指摘。「チャンスを逃すまいとの思いで、代表的なハイテク銘柄に買いを入れた」と語った。

  外国為替市場では薄商いの中、ドルが主要10通貨に対し高安まちまち。全面安となったオーストラリア・ドルに対しては上昇し、一時は0.5%高となった。豪ドルの下落は、中国人民銀行(中央銀行)が人民元の急激な上昇を抑える措置を講じたことが背景。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。ドルは対円では0.3%安の1ドル=105円33銭。ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.1813ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は大幅続落。米国ではメキシコ湾岸の生産設備で操業再開が始まった。リビアは国内最大油田に適用した不可抗力条項を解除したと発表した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は、前営業日比1.17ドル(2.9%)安い1バレル=39.43ドル。100日間移動平均を割り込み、1週間ぶりの安値で引けた。ロンドンICEの北海ブレント12月限は同1.13ドル下げて41.72ドル。10月5日以来の安値。

  ニューヨーク金スポット価格は4営業日ぶりに下落。米景気対策を巡る不透明感が晴れないほか、ドルが安定を取り戻していることが影響した。

  ニューヨーク時間午後2時28分現在、金スポットは前営業日比0.4%安い1オンス=1922.30ドル。先物は小幅続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比0.1%高い1オンス=1928.90ドル。

原題:Stocks Jump as Nasdaq Notches Best Day Since April: Markets Wrap(抜粋)

Aussie Fades Vs Dollar as PBOC Pulls Currency Lever: Inside G-10(抜粋)

Oil Plunges Most in a Week With Supply Disruptions Subsiding(抜粋)

PRECIOUS: Gold Slips Amid U.S. Stimulus Stalemate, Steady Dollar(抜粋)

◎欧州市況:株上昇、四半期決算発表シーズンに注目-イタリア債上昇

  12日の欧州株は上昇。投資家は7-9月(第3四半期)の決算発表シーズンに注目している。米モルガン・スタンレーは力強い収益回復が見られると予測する。

  ストックス欧州600指数は0.7%高。公益やテクノロジー、自動車銘柄が上昇した。オランダの電話会社ロイヤルKPNは6.8%の大幅高。欧州のプライベート・エクイティ(PE、未公開株)投資会社EQTが同社の買収を検討していると、ブルームバーグが報じたことが買い材料となった。

  アバディーン・スタンダード・インベストメンツの投資ディレクター、カロリナ・ノクラク氏は電子メールで「これまでの四半期と同様に、各社の決算は大幅に引き下げられた見通しを上回るパターンが今回も続くとみている」と予想。「投資家が注視するのは過ぎた業績ではなく、今後の見通しだろう」と指摘した。

  欧州債はイタリア債を中心に周辺国債のパフォーマンスが他のユーロ圏国債を上回った。13日の国債発行を控え、投資家は利回りを求めた。

  イタリア債の利回り曲線はブルフラット化。ドイツ債とのイールドスプレッドは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して122bpとなった。

  ドイツ債もブルフラット化。英国債は10年債を中心に上昇した。英国では13日に2057年償還債の入札が実施される。発行規模は12億5000万ポンドの予定。

  ドイツ10年債利回りは2bp下げてマイナス0.54%。フランス10年債利回りは2bp低下のマイナス0.29%。イタリア10年債利回りは5bp低下の0.67%。

原題:Italian Bond Yields Extend Run of Record Lows; End-of-Day Curves(抜粋)

European Stocks Rise Ahead of New Earnings Season, on Deals Talk(抜粋)

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