コンテンツにスキップする

債券は超長期中心に下落、流動性供給入札結果やや弱めで売り優勢

更新日時

債券相場は超長期債を中心に下落。新発30年債と新発40年債の利回りは3カ月ぶり高水準を付けた。超長期ゾーンを対象に実施された流動性供給入札がやや弱めの結果となり、売りが優勢となった。

  • 新発30年債利回りは0.645%、新発40年債利回りは0.675%と、ともに前日比1ベーシスポイント(bp)上昇し、7月上旬以来の高水準
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.025%
  • 長期国債先物12月物の終値は2銭安の151円94銭。夜間取引が軟調だった流れを引き継ぎ小安く始まった後、すぐに切り返し一時152円2銭まで上昇したが、午後に入り流動性供給入札の結果がやや弱めだったことを受けて軟化した
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジスト

  • 流動性供給入札は平均利回り差で見てもテールで見てもやや弱めの結果だった
  • グローバルに超長期金利が上昇している中で投資家が買い控えか
  • 超長期債が下落したのは引け間際に海外投資家が売りを出した可能性も

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 流動性入札は若干弱めの結果だった
  • この結果を受けてビッドが引いており、ロングエンドがやや弱くなる材料になった
  • このところ生命保険があまり買ってない印象がある中で、流動性入札で買った投資家が超長期債を売る動きが出たのかもしれない

流動性供給入札

  • 対象は残存期間15.5年超39年未満
  • 応札倍率は2.33倍と、同年限の前回入札の2.03倍を上回る
  • 最大利回り格差はゼロ%、平均利回り格差はマイナス0.002%
  • 備考:日本債券:流動性供給の過去の入札結果(表)

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
不成立-0.105%0.025%0.405%0.645%0.675%
前日比 -横ばい横ばい横ばい+1.0bp+1.0bp
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE