コンテンツにスキップする

中長期債が上昇、リスク回避の買い圧力-超長期は流動性入札控え軟調

更新日時

債券相場は中長期債が上昇。米国の追加経済対策を巡る先行き不透明感を背景にしたリスク回避の買いが優勢となった。半面、あすに超長期ゾーン対象の流動性供給入札を控えた売りで超長期債は軟調だった。

  • 新発10年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.025%と、5日以来の低水準
  • 新発2年債利回りは一時1bp低いマイナス0.14%、新発5年債利回りは0.5bp低いマイナス0.105%
  • 一方、超長期債は新発20年、30年、40年債の利回りが0.5bpから1bpの上昇
  • 長期国債先物12月物の終値は6銭高の151円96銭。前週末の米国市場で長期金利が低下した流れを引き継ぎ買いが先行し、一時は151円99銭まで上昇
  • 12月物の日中売買高は1兆1148億円と、中心限月ベースで8月以来の水準に減少
新発10年債の利回り推移

市場関係者の見方

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 米追加経済対策は決まりそうで決まらない状況が続いており、欧州では新型コロナウイルスの感染状況が深刻化するなど外部環境はリスクオフの地合い
  • 円債市場では先物や10年ゾーンを中心に強い展開になっている
  • 一方、超長期ゾーンはあす実施される残存期間15.5年超39年未満対象の流動性供給入札が重し

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.105%0.025%0.405%0.640%0.670%
前週末比-0.5bp-0.5bp-0.5bp+0.5bp+1.0bp+1.0bp
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE