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中国中銀、通貨高抑制へ -人民元ショートのコスト引き下げ

更新日時
  • 為替フォワード準備金要件をゼロに引き下げ-12日実施
  • 連休明け9日に元は1.6%上昇、中銀の措置で先高観は当面後退か

中国は10日、人民元高の抑制を目指し、元ショートのコストを高めていたルールを撤廃すると発表した。

  中国人民銀行(中央銀行)の声明によると、金融機関は12日から為替フォワードを通じた顧客向けの外貨買いの際に20%の準備金を預け入れる必要がなくなる。20%の準備金要件は元が1ドル=7元に向けて大幅下落していた2年前に導入されていた。

  人民元は国慶節(建国記念日)に伴う大型連休が明けた9日に約1.6%の大幅上昇となった。連休中も取引が続いていたオフショアレートを追う側面もあったが、元高進行の加速に疑いの余地はほとんどなかった。前四半期の元は12年間で最大の値上がりだった。

China's yuan has seen accelerating gains

  人民銀による今回の措置は元先高観を少なくとも当面は後退させる公算が大きい。2017年9月に人民銀が同様に準備金要件をゼロの引き下げた際には、元はその後3週間で約2.5%下落した。

  人民銀はまた、元レートの柔軟性を引き続き維持し市場の期待を安定させるとともに、元を基本的に妥当で均衡のとれた水準に安定させ続ける方針も声明で示した。

原題:China Aims to Cool Yuan’s Surge by Reducing Cost of Shorting (抜粋)

(元相場や過去の事例を追加して更新します)
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