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【米国市況】株が続伸、追加景気対策の実現を楽観-ドルは全面安

9日の米株式相場は上昇。追加景気対策がまとまるとの見方が相場を押し上げた。米国債利回りは小動き、ドルは全面安となった。

  • 米国株は続伸、S&P500の週間上昇率は7月以来の高さ
  • 米国債は小高い、10年債利回り0.77%
  • ドル全面安、米追加経済対策の実現を楽観
  • NY原油先物、反落-ノルウェーのスト終了で
  • NY金先物、6週間で最大の上げ-景気対策期待でドル下落

  S&P500種株価指数は週間ベースで3.8%高と、7月以来の大幅上昇。トランプ大統領が追加景気対策について、これまでの民主党提案をさらに上回る規模が望ましいとの考えを示したのが材料視された。ナスダック100指数は1.5%上昇。米半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、同業ザイリンクスを買収する方向で交渉が進んだ段階にあると関係者が明らかにした。ザイリンクスは急伸

  S&P500種は前日比0.9%高の3477.13。ダウ工業株30種平均は161.39ドル(0.6%)高の28586.90ドル。ナスダック総合指数は1.4%上昇。ニューヨーク時間午後4時14分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.77%。

  ラザード・アセット・マネジメントの米国株担当責任者、ロン・テンプル氏は「追加の経済刺激策が実現するかどうか、これを見極める動きが相場変動を激しくしている。刺激策は米経済を順調に保つのに何としても必要だと考えている」と語った。

  外国為替市場ではドルが主要10通貨の全てに対し下落。トランプ米大統領の発言で景気対策への楽観が広がった。中国の大型連休明けに中国人民銀行が設定した元中心レートが予想よりやや元高水準となり、早い時間のドル圧迫要因となっていた。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.7%低下し、3日続落。ドルは対円で0.4%安の1ドル=105円63銭。ユーロは対ドルで0.6%高の1ユーロ=1.1824ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。ノルウェーの油田労働者によるストが終了したことに反応した。このストでは、ノルウェーの生産全体の約8%が影響を受けていた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は59セント(1.4%)安の1バレル=40.60ドル。週間では9.6%上昇。ロンドンICEの北海ブレント12月限はこの日49セント下げて42.85ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。6週間で最大の上げとなった。米追加景気対策を巡る協議が合意に近づきつつあるとの見方から、ドルが下落したことが手掛かり。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1.6%高の1オンス=1926.20ドル。

原題:Stocks Post Biggest Weekly Increase Since July: Markets Wrap(抜粋)

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