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きょうの国内市況(10月9日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反落、米政治情勢や景気刺激策を見極め-不動産や小売り安い

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  東京株式相場は下落。米国の景気刺激策を巡る交渉の行方や米大統領選挙を見守る姿勢で投資家はリスクをとりにくい。一方で新型コロナリスクが比較的低いことから日本株を選好する動きは下値を支えている。不動産や証券・商品先物、銀行が安く、バルチック海運指数の直近の上昇を受けて海運は高い。

  • TOPIXの終値は前日比8.09ポイント(0.5%)安の1647.38
  • 日経平均株価は27円38銭(0.1%)安の2万3619円69銭

  楽天証券経済研究所の窪田真之チーフ・ストラテジストは「冷静に見ると、バイデン氏が勝利し民主党政権になっても米中対立が激化することには変わらないとの懸念が意識されている」と指摘した。さらに日本では菅政権のデジタル化政策が期待通りに進むかについての不安も出てきていると話した。

  • 東証33業種では不動産、証券・商品先物、建設、空運、陸運、医薬品、銀行が下落
  • 海運や小売りは上昇

●超長期債が下落、日銀オペ結果が需給緩和示す-長期ゾーンは底堅い

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  債券市場では超長期債が下落。日本銀行が実施した残存25年超の国債買い入れオペの結果が需給の緩みを示し、売り圧力が掛かった。一方、米国の追加景気対策の協議を巡って米長期金利が低下する中、長期ゾーンは底堅く推移した。

  • 新発40年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い0.66%。新発30年債利回りは0.5bp低い0.625%から午後には0.63%に売られる
  • 新発10年債利回りは0.5bp低い0.03%
  • 長期国債先物12月物の終値は2銭高の151円90銭。夜間取引の流れを受けて買いが先行し、151円96銭まで上昇した後は伸び悩み、午後は一時1銭安の151円87銭まで下げた

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 前日の米金利が追加経済対策を巡って上下する中、相場の方向は乏しいが、先物や10年債が底堅い一方、超長期のロングエンドは重い
  • 今週の30年債入札が弱めの結果になり、来週に残存15.5ー39年の流動性供給入札を迎えるので、重くならざるを得ない
  • 25年超オペは少額なので当てにしている参加者も少なく、応札倍率が上昇しても市場への影響は限定的だが、超長期の重い状況を反映した結果
  • 短期国債市場では担保需要も一巡して需給悪化が続いており、相対比較から2年債も上値が抑えられやすい

日銀オペ

  • 対象は残存1年以下、1-3年、5-10年、25年超。買い入れ通知額はそれぞれ1000億円、4200億円、4200億円、300億円と、前回から据え置き
  • 応札倍率は25年超が6.19倍と6年ぶり高水準、5-10年は1.97倍に低下

●ドル全面安、休場明けの人民元高で-ドル・円は105円台後半

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  東京外国為替市場ではドルが全面安。中国の大型連休、国慶節(建国記念日)の休場から明けたオンショア中国人民元が対ドルで昨年4月以来の水準まで上昇したことが影響、ドル・円の押し下げ要因にもなった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時19分現在、前日比0.1%安の1ドル=105円93銭。ここまで106円04銭を高値に一時105円81銭まで下落
  • ドル・オンショア人民元は前営業日比1.3%安の1ドル=6.7124元。一時、昨年4月22日以来の6.7080元までドル安・元高が進行
  • ブルームバーグ・ドル指数は前日比0.2%安の1168.63

ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔為替資金営業部長

  • 休み明けの人民元高がドル全面安につながっている
  • ドル・円も人民元主導のドル安圧力が波及して下落
  • 中国株も上昇しており、休み中のPMIなどが堅調だったことや世界的に株がしっかりした地合いだったことなどを好感か
  • 米大統領選を控えていることや米追加経済対策協議の行方、来週に焦点になるとみられる英・欧州連合(EU)の通商交渉などを前にあまりアクティブに取引する感じではない。ドル・円の下値も限定的になりそう
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