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AMD、ザイリンクス買収で交渉が進んだ段階に-関係者

更新日時
  • 3.2兆円と評価される取引になる可能性があると関係者
  • 状況は流動的だが来週中に合意に至る可能性

米半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、同業の米ザイリンクスを買収する方向で交渉が進んだ段階にある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。300億ドル(約3兆2000億円)と評価される取引になる可能性があるという。

  ザイリンクスの8日終値に基づく時価総額は259億ドルと、AMDの時価総額の約4分の1となっている。AMDの株価は今年に入って約2倍となった。

  これら関係者が匿名で語ったところでは、状況は流動的であるものの、早ければ来週中に合意に至る可能性がある。交渉進展に関しては、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)やダウ・ジョーンズ(DJ)通信が先に伝えていた。

  買収が実現すればAMDのリサ・スー最高経営責任者(CEO)にとっては、利益率の高いデータセンター向け市場で優位に立つインテルを追撃するための足掛かりとなる。競合する米エヌビディアは既にメラノックス・テクノロジーズを買収。さらに買収合意した英半導体設計会社アームを活用して同市場でシェアを伸ばそうとしている。

  ザイリンクスは携帯電話ネットワーク向けのプログラマブル製品も製造しており、通信キャリアが第5世代(5G)ネットワーク構築に巨額投資を行う中で、AMDによる新市場進出の助けになるとみられる。

  AMDとザイリンクスの担当者はいずれもコメントを控えた。

原題:AMD Is Said to Be in Talks to Buy Rival Chipmaker Xilinx (1)(抜粋)

(背景などを追加して更新します)
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