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日本株取引のヒントなら「首相動静」に注目を、思わぬ好機発見も

更新日時
  • GMOI株は8日急伸、菅首相との6日の会食を熊谷社長がツイート
  • 7日朝刊は既に会食があった事実を掲載、好機逃した投資家も

日本の投資家が首相の動向を注視すべきなのは言うまでもないが、就任間もない菅義偉現首相についてはもう少し注目してもよさそうだ。

  GMOインターネットの株価は8日に一時5.5%急伸後、5%高で引けた。熊谷正寿社長が、菅首相との6日の会食で首相が進めるデジタル改革について協議したとツイートしたためだ。デジタル化への期待からグループ会社の株価も上昇した。

GMOインターネット株が急伸、菅首相との会食を熊谷社長がツイート

Japan's New Prime Minister Yoshihide Suga News Conference

菅義偉首相(9月16日の記者会見)

写真家:カールコート/ゲッティイメージズ/ブルームバーグ

  ただ、菅首相の動きをしっかり注視する投資家なら、このような好機をもっと早く見つけられたかもしれない。今後の取引のヒントを探るには、通信社や新聞各社が連日伝える「首相動静」にもっと注目する必要がありそうだ。7日の朝刊には既に、6日夜に熊谷氏との会食があった事実が掲載されていた。だが、7日のGMO株はわずか1.7%高で取引を終えた。

  GMOI株の9日終値は1%高と続伸。グループ会社のGMOメディア株は同15%高、GMOフィナンシャルゲート株は制限値幅いっぱいの24%高まで上昇して取引を終了した。

  岩井コスモ証券の川崎朝映アナリストは「菅首相のデジタル庁創設の話もあり、デジタル化の1つであるキャッシュレスに強みを持つGMOフィナンシャルゲートへの期待や、9月期決算の同社には今後の業績発表への期待も高まっているのではないか」と指摘した。

原題:Suga’s Daily Schedule May Carry Key Insights for Stock Investors(抜粋)

(第4段落の株価を更新しました。)
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