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米ミシガン州知事の拉致企てたとして13人を逮捕-爆破なども計画

  • 民主党のウィットマー知事、分断あおるとトランプ大統領を批判
  • 大統領は4月半ばに「ミシガンを解放せよ」とツイート

米司法当局は8日、ミシガン州政府の転覆を企てたとして13人を逮捕・訴追したと発表した。州議会議事堂を襲撃し、民主党のウィットマー州知事を拉致する計画を実行しようとしていた。

  連邦・州法執行当局は記者会見で、男らが共謀していた計画は知事の別荘を襲い、州都ランシングで人質を取り、火炎瓶で警察車両を爆破するという大掛かりなものだったと明らかにした。13人には「ウルバリン・ウオッチメン」と呼ばれる武装集団のメンバーが少なくとも1人含まれ、ソーシャルメディアで隠語を用いて連絡し合っていたという。

  ウィットマー知事は記者会見で、こうした企てを促すような政治的環境を生み出しているとしてトランプ大統領に一部責任の矛先を向けた。新型コロナウイルスの感染拡大とそれにより経済が大きな打撃を受けている今は全米が「結束すべき時」だが、「われわれの国のトップは過去7カ月間、科学を否定し、保健の専門家を無視し、不信をかき立て、怒りをあおり、そして恐怖と憎悪、分断を広げる人々に慰めを与えてきた」と述べた。

Virtual Speakers On Day One Of Democratic National Convention

ウィットマー知事

写真家:ダニエル・アッカー/ブルームバーグ

  

  ホワイトハウスのマクナニー大統領報道官は電子メールで、分断しようとしているのはウィットマー知事だと反論。「トランプ大統領は白人至上主義者とあらゆる形の憎悪を絶えず非難してきた」と説明。同知事は「とっぴな主張をすることで分断の種をまいている。米国は結束して憎しみに反対し、この陰謀を阻止した連邦法執行機関を支持する」とコメントした。

  トランプ大統領は新型コロナ感染拡大の早い段階で支持者に対しロックダウン(都市封鎖)に抵抗するよう促し、4月半ばには「ミシガンを解放せよ」とツイートしていた。

原題:Thirteen Charged in Plot to Seize Michigan, Kidnap Governor (1)(抜粋)

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