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マンハッタンのアパート、賃料7年ぶりの低さに-空室率が過去最高

  • 9月の空室率は5.75%で、5カ月連続で記録更新-リポート
  • 賃料の中央値は11%下がり、2013年7月以来の低さに

ニューヨーク・マンハッタンの賃貸不動産市場では空室が記録的水準に増えており、賃料は7年ぶりの安さとなっている。

  不動産鑑定会社ミラー・サミュエルと仲介会社ダグラス・エリマン・リアル・エステートが8日公表したリポートによると、賃貸物件の9月登録件数は1万5923件。月間在庫数としては、2006年までさかのぼる記録で最多となった。空室率は5.75%で、5カ月連続で最高記録を更新した。

Plenty to Rent

Manhattan's apartment inventory set another record in September

Source: Miller Samuel Inc. and Douglas Elliman Real Estate

  新型コロナウイルス感染拡大の中にあって、マンハッタンで新たな賃借契約を結ぶ理由はおろか、高い家賃を払ってまでそこに住む道理はほとんど見当たらない。オフィスの多くには人が戻っておらず、公立学校の大部分ではリモート学習が続き、レストランや博物館など文化施設には人数制限がかかっている。

  ミラー・サミュエルのジョナサン・ミラー社長は「これが短期的に、もしくは半年後にどう変わっているか分からない」と述べた。

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  リポートによると、9月に結ばれた新規賃貸契約の55%で賃料値引きなど特典が提供された。こうした措置の結果、賃料は11%下がり、中央値で3036ドル(約32万2000円)となった。これは2013年7月以来の低さとなる。

The Missing Manhattan Renter

Leasing costs for the smallest apartments fell the most last month

Source: Miller Samuel Inc. and Douglas Elliman Real Estate

原題:
Manhattan Apartments Haven’t Been This Cheap to Rent Since 2013(抜粋)

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