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PIMCO、デフォルトリスク増大を警告-中銀の投資家保護にも限界

  • コロナ対応やDX、グリーン・ビジネスモデルへの移行で企業に負担
  • フィジカルからデジタル、ブラウンからグリーンへ移行で多くの敗者

世界有数の債券ファンド運営会社、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う企業の借り入れブームについて、デフォルト(債務不履行)増加に拍車が掛かる場合、クレジット投資家を守るために中央銀行ができることには限りがあると警告した。

  PIMCOのグローバル経済アドバイザーのヨアヒム・フェルズ氏は、コロナのパンデミック(世界的大流行)の影響に加え、デジタルトランスフォーメーション(DX)とグリーン(環境配慮型)ビジネスモデル移行の負担を抱える中で、企業が債務を積み上げていると分析。結果として生じかねないデフォルト増加の打撃を緩和するために中銀にできることは限りがあり、投資家はその点に留意すべきだと指摘した。

  フェルズ氏はブルームバーグ・ニュースの質問に対し、「企業は今やはるかに多くの債務を抱え、フィジカルからデジタル、ブラウンからグリーンへの移行が多くの敗者を生んでおり、われわれはデフォルトの周期に向かいつつあるかもしれない。中銀はデフォルトや資本の減損から投資家を守ることはできない」と主張した。

Bond Binge

Companies have been hoarding liquidity following virus shock

Source: ICE BofA indexes

原題:Pimco Cautions on Default Risks That Central Banks Can’t Fix(抜粋)

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