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【債券週間展望】長期金利に低下圧力、プラス利回り国債への需要強い

10月第2週(12日-16日)の債券市場では長期金利に低下圧力がかかると予想されている。米国債市場で10年物国債利回りの上昇基調が一服したことに加えて、プラス利回りの国債に対する投資家需要が強いことが背景にある。

市場参加者の見方

◎野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 今週は米長期金利上昇で国内債の利回りも上昇したが、米金利上昇はいったん終了した
  • 米金利上昇が抑制されれば国内債の利回りにも低下圧力が働く
  • 10年債は月初の入札で0.02%で需要があったので、米金利が落ち着けば0.03%で買ってきてもおかしくない
  • 長期金利の予想レンジは0.01%~0.03%

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • プラス利回りの長期、超長期国債を中心に引き続き投資家の押し目買いが期待できよう
  • 週内に流動性供給入札が2回行われるが、新発利付国債の入札は予定されておらず、需給面からの利回り上昇圧力は小さい
  • 日本銀行の国債買いオペや投資家の押し目買いが国債利回りの上昇を抑えよう
  • 長期金利の予想レンジは0.01%~0.05%


国債入札予定

対象年限発行予定額
  13日

流動性入札

(残存15.5年超39年未満)

5000億円程度
  15日

流動性入札

(残存5年超15.5年以下)

5000億円程度

日銀オペ予定

対象年限直近の通知額
  14日1-3年4200億円
  3-5年3500億円
5-10年4200億円

主な材料

  • 12日:8月の機械受注、9月の貸出・預金動向
  • 12日:黒田東彦日銀総裁が国際金融協会(IIF)年次会合で講演
  • 13日:IMFが世界経済見通し(WEO)公表
  • 14日:G20財務相・中央銀行総裁会議
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