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LSE、イタリア証取売却近づく-ユーロネクスト・伊銀に5600億円で

  • イタリア証取は国債取引プラットフォーム運営会社保有、戦略的資産
  • ユーロネクストはイタリアCDP、インテーザとともに買収を交渉

ロンドン証券取引所グループ(LSE)は傘下のイタリア証券取引所について、ユーロネクストとイタリアの金融機関2社への売却に近づいている。売却額は債務を含め約45億ユーロ(約5610億円)となる見通し。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  LSEは金融データ提供会社リフィニティブ買収の承認を確保するため、イタリア証取の売却を進めている。LSEは270億ドル(約2兆8600億円)を投じてリフィニティブを買収する計画。イタリア証取の売却は9日にも発表される可能性があると、部外秘の情報だとして匿名を要請した関係者が語った。LSEとユーロネクストはコメントを控えた。

General Views of Italian Banks And The Stock Exchange

ミラノのイタリア証券取引所

  イタリア証取での株取引は欧州全体のおよそ4分の1を占める。ユーロ圏の主要株価指数ユーロストックス50の構成銘柄28社が上場している。

  イタリア証取は国債取引に利用されるプラットフォームの運営会社MTSを保有することから戦略資産と見なされ、イタリア政府は数カ月間にわたり買収を取りまとめようとしてきた。パリとアムステルダムの証券取引所も持つユーロネクストは、イタリア預託貸付公庫(CDP)および同国最大手銀行のインテーザ・サンパオロとともに買収案を提示。取引が成立すれば、金融機関2行はユーロネクストの株式を取得する。

原題:
LSE Nears $5 Billion Milan Bourse Sale to Euronext, Italy Banks(抜粋)

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