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きょうの国内市況(10月8日):株式、債券、為替市場

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●日経平均は8カ月ぶり高値、米国一部財政支援やバイデン氏勝利観測

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  東京株式相場は上昇。日経平均株価はほぼ8カ月ぶりの高値で取引を終えた。米大統領選でバイデン氏が圧勝となる見込みが一段と強まり、大規模な財政政策が講じられれば米国の成長拡大が期待できるとの見方が出ている。円安も追い風に電子部品や半導体などのハイテク株、海運や鉄鋼などの景気敏感株も買われた。

  • TOPIXの終値は前日比9.00ポイント(0.6%)高の1655.47
  • 日経平均株価は224円25銭(1.0%)高の2万3647円07銭

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは、投資家はバイデン氏が掲げる大規模財政政策が講じられれば米国の成長率も上昇するとみて、「バイデン勝利=株高」と読む投資家が増えていると説明。米上院も民主党が優位との予測モデルからバイデン氏が勝利し、上院も下院も民主党が過半数を占める「オールブルー」になれば、大規模財政政策の発動は必至との観測が株価を押し上げているという。

  • 東証33業種では海運、鉄鋼、精密機器、化学、電機、医薬品が上昇
  • 空運、ゴム製品や小売は下落

●債券は上昇、5年債入札順調で買い優勢に転じる-米金利動向に警戒も

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  債券相場は上昇。前日の米国債市場で長期金利が上昇した流れを受けて売りが先行したものの、この日に実施された5年債入札は応札倍率が半年ぶり高水準になるなど順調となったことから買いが優勢に転じた。

  • 新発5年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.11%。午前のマイナス0.095%から水準を切り下げた
  • 新発2年債利回りは0.5bp低いマイナス0.135%
  • 長期国債先物12月物の終値は3銭高の151円88銭。午前には米長期金利上昇の流れを引き継ぎ一時151円77銭まで下落したが、5年入札の結果を受けて151円92銭まで買い戻された

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 5年債入札は事前に警戒されていたが、順調にこなしたことで安心感から買い戻しが優勢
  • ただ、中期ゾーンは増発による需給懸念が続いており、5年債利回りがマイナス0.1%を下回る水準でどんどん買われる展開は見込みにくい
  • 大統領選挙を含め米国発の材料が日替わり状態の中、米長期金利の上昇を試す展開といった感もある

5年債入札

  • 最低落札価格は100円94銭、市場予想100円92銭
  • 応札倍率は4.90倍と4月入札以来の高水準となり、需要の強さが示された
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は1銭と、前回2銭から縮小

●ドルは106円前後、リスク選好の円売りとドル売り交錯-米支援策期待

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=106円前後で推移。米財政支援策の部分的合意への期待を背景にリスク選好の円売りとドル売りが交錯した。日中は米副大統領候補者の討論会をにらみながらの展開となったが、民主党のバイデン陣営が引き続き優勢との見方もリスク選好の流れを支えた。

  • ドル・円は午後3時36分現在、前日比ほぼ横ばいの105円99銭。一時106円10銭と前日に付けた9月14日以来の高値(106円11銭)付近まで強含んだ後は失速
  • 円は主要10通貨全てに対して売り優勢。ドルも円以外の通貨に対して軟調

上田ハーロー外貨証拠金事業執行担当役員の山内俊哉氏

  • 米経済対策の協議停止でいったん奈落に落とされたが、市場は小出しでも話は進んでいくという捉え方になっている
  • 米民主党のバイデン候補は増税すると言っているが、足元では景気刺激で経済を支えざる得ないので、市場はポジティブな方に捉えている
  • ドル・円については、日本の個人投資家などが売り始めている感じで、106円前半ではどうしても伸びきれない
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