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民主党圧勝を市場は予想か、スティープ化取引人気継続へ-クレディS

  • 選挙結果に関する想定の大きな変化がさまざまな要素を打ち消し
  • 短めの債券への傾斜とカーブのスティープ化を見込むのが最も安全

米民主党が11月の選挙で圧勝するとの予想を市場は強めているもようだと、クレディ・スイス・グループが指摘した。米国債イールドカーブのスティープ化を見込む取引が続く要因になる。

  6日にはトランプ米大統領が景気対策パッケージの協議を停止したことで長期債の利回りが低下する場面もあったが、「民主党圧勝の可能性が高いというのが市場で優勢なテーマのようだ」とクレディ・スイスのストラテジスト、ジョナサン・コーン氏が指摘した。

  米連邦準備制度の緩和的政策と追加景気対策の見通しを背景にスティープ化取引は人気となっていたが、市場がすっきりした選挙結果を見込む中でこの人気が続く公算大だ。

  コーン氏は7日のリポートで、財政政策についての協議の膠着(こうちゃく)が続く見通しなどを理由に以前は選挙直前にはスティープ化取引を弱めることを考えていたが、「選挙結果に関する想定の大きな変化がさまざまな要素を打ち消し、短めの債券への傾斜とカーブのスティープ化を見込むのが最も安全だと示唆している」と分析した。

  7日には米10年債と30年債の利回りはトランプ氏のツイートに反応した6日の低下をほぼ戻し、それぞれ約5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇した。

原題:Credit Suisse Sees Blue Sweep as Dominating Market Narrative (1)(抜粋)

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