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サムスンの7-9月利益、予想上回る-ファーウェイ排除が追い風

更新日時
  • 営業利益12兆3000億ウォン、市場予想平均は10兆ウォン-暫定集計
  • 米国のファーウェイ排除に加え、アップル新製品投入先送りも寄与

韓国サムスン電子の7-9月(第3四半期)の利益は市場予想を上回った。中国の華為技術(ファーウェイ)を排除する米国の動きが、モバイル・半導体事業への追い風となった。

  8日発表の暫定集計によると、営業利益は12兆3000億ウォン(約1兆1200億円)。市場予想平均は10兆ウォンだった。売上高は66兆ウォン。同社は純利益や部門別の業績を示していない。最終的な決算は月内に発表される。

  8日午前のソウル市場でサムスン株は一時1.3%上昇。

  ファーウェイは4-6月(第2四半期)にスマートフォン出荷でサムスンを抜いて世界のトップになったが、ファーウェイがアンドロイド端末向けの多くの高機能部品へのアクセスを失ったことで、サムスンの返り咲きが見込まれている。

  サムスンは、地政学的問題で中国製品への消費者の反感が高まりつつあるインドでシェアを拡大している。ファーウェイが先月の米制裁発動前に半導体の備蓄に動いたことがサムスンのメモリー事業に恩恵となった。また、アップルが第5世代(5G)移動通信システム対応の新型「iPhone(アイフォーン)」の発表を10月に先送りしたこともサムスンに有利に働いた。

  サムスン証券のアナリスト、MS・ファン氏は「ファーウェイは9月15日の米制裁発動前に半年分の在庫を余分に蓄えた」と指摘。「ファーウェイの購入がサーバー向け需要の弱さを補い、市場の在庫を押し下げており、それが今後の価格に影響するはずだ」と分析した。    

Samsung's outperformed major global rivals since a March Covid trough

原題:Samsung’s Profit Beats After U.S. Sanctions Hit Rival Huawei (1)(抜粋)

(3段落目以降で説明やコメントを追加して更新します)
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