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キッシンジャー氏、第1次大戦前の不確実性警告-米中間ルール不在で

  • 米中は脅威がこれ以上広がらないという限度に関して話し合う必要
  • 不可能なら第1次大戦に似たような状況に陥る-キッシンジャー氏

キッシンジャー元米国務長官は7日、緊張を増す米中間の競争にはルールの構築が必要であり、そうしなければ第1次大戦前の国際政治に見られた不確実性が再び生じる恐れがあると警鐘を鳴らした。

  キッシンジャー氏(97)はエコノミック・クラブ・オブ・ニューヨーク主催のバーチャル討論会で、「米中の指導者らは脅威がこれ以上広がらないという限度について話し合わないといけない」と指摘。「それからこうした政策を長期にわたり実行する方法を見つける必要がある」と述べた。

  同氏は「そんなことは全く不可能だと言う人もいるだろう」とした上で、「もしそうなら、第1次大戦に似たような状況に陥ることになる」と語った。

Key Speakers At The Securing America's Future Energy Conference

キッシンジャー元米国務長官

  ニクソン政権で中国との関係改善の流れを作ったキッシンジャー氏は、当時の目標は旧ソ連に対抗するバランスの構築だったと説明。地政学的状況を大きく変えたテクノロジーの進歩が米中新冷戦の要因だとの見方を示し、懸念を強めていると述べた。

原題:
Kissinger Warns U.S. and China Must Set Limits to Avoid a Blowup(抜粋)

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