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米経済は金融当局が望む水準に程遠い-ニューヨーク連銀総裁

  • 政策の道筋検討の際にはパンデミックに伴う不確実な見通し認識を
  • 標準的な不況でなく新型コロナ感染対策やワクチン開発に密接に関係

米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は7日、「朗報は経済が回復し始め、失業率が下がったことだ。3月と4月に失われた雇用の約半分が回復した」と述べた。

  ウィリアムズ総裁はフーバー研究所主催のバーチャルイベント向け講演テキストで、「こうした改善にもかかわらず、米経済は当局が望む水準には程遠い。非農業部門雇用者数は2月の水準を依然として1070万人下回る。失業率は8%近い」と指摘した。

  同総裁は「将来の政策の道筋について考える際には、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が独特で非常に不確実な経済見通しを生じさせることを認識することが重要だ」と語った。

  さらに、「これは標準的な不況ではない。経済の先行きはウイルス感染拡大や、人々の感染防止行動、ワクチンと治療法の開発に密接に関係している」との認識を示した。

原題:
Williams Says U.S. Economy Nowhere Near Where Fed Wants It to Be(抜粋)

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