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きょうの国内市況(10月7日):株式、債券、為替市場

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●TOPIXは3日続伸、米財政の壁回避を好感-マザーズ銘柄上昇

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  東京株式市場はTOPIXが取引終了前に小幅上昇に転じた。トランプ大統領が中小企業向けの保証プログラムなどについて景気対策案の協議と切り離して成立させることに前向きな姿勢を示したことで、米国の財政の壁が回避されることが好感された。中小型株もマザーズ市場銘柄を中心に買いが入った。

  • TOPIXの終値は前日比0.72ポイント(0.04%)高の1646.47
  • 日経平均株価は10円91銭(0.05%)安の2万3422円82銭

  指数が午後にかけて下げ渋ったことについて、野村証券の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジストは、米国の景気対策が期限切れを迎える中で、「トランプ大統領が景気対策を途切れさせないような手を打つ意欲を見せたことを好感した」とみている。

  丸三証券の服部誠専務は、トランプ大統領のコロナ感染を巡る懸念で出ていたショートカバーが終わって、目新しい動きがなくこう着状態の中で個人投資家による中小型株の物色によって下値が固くなっていると話した。 

  • 東証33業種では海運、鉄鋼、情報・通信、輸送用機器、機械が上昇
  • 医薬品、食料品、陸運は下落

●超長期債が上昇、米長期金利の低下や割安感による買いで

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  債券相場は超長期債が上昇した。前日の米国市場で長期金利が低下したことが背景。前日の相場は30年債の入札結果を受けて売られ、割安感が出ていたことも買いを促した。

  • 新20年債利回りは0.405%、新発30年債利回りは0.635%とそれぞれが前日比0.5ベーシスポイント(bp)低下、新発40年債利回りは1bp低い0.655%
  • 新発10年債利回りは0.5bp高い0.035%
  • 長期国債先物12月物の終値は5銭安の151円85銭。米長期金利低下の流れを引き継ぎ買い先行で始まったが、午後に入り株価の下落幅縮小と歩調を合わせて売りが優勢となった

バンク・オブ・アメリカの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • トランプ米大統領が追加景気対策の協議停止を指示したことで米長期金利は低下したが、レンジの域を出ておらず、日本国債先物もレンジ内の動きに終始した
  • 超長期債はきのうの下げで押し目買いが入ったようだ
  • あすは5年債入札と6カ月物短期国債の入札が重なるので、中短期ゾーンは一定程度の警戒感があり上値を抑えている

日銀オペ

  • 残存期間3年超5年以下が対象で買入額は3500億円に据え置き
  • 応札倍率は同ゾーンとしては4月以来の高水準となり、売り圧力の強まりを示唆

●ドル・円は堅調、リスク回避の株安・米金利低下が一服-105円後半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=105円台後半で堅調に推移。トランプ米大統領が追加景気対策の協議停止を指示したことを受けた株安・米金利低下が一服、前日の海外市場で進んだドル売り・円買いを巻き戻す動きがやや優勢になった。

  • ドル・円は午後3時38分現在、前日比0.1%高の105円73銭。朝方の安値105円61銭から一時105円77銭まで上昇

ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミスト

  • ドル・円は米追加景気対策協議の停止を受けたリスク回避の動きが一服して日経平均株価も下げ幅を縮めたことで、円売りの動きが強まっている
  • 追加景気対策の遅れは米経済とドルにネガティブ。きょう公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、追加緩和にどれだけ前向きかが焦点に
  • 米副大統領候補による討論会で民主党のハリス氏の言動により大きな注目か。バイデン氏が高齢なので万が一の場合に昇格する可能性が意識されるほか、バイデン氏が2期目を目指さない場合に4年後の大統領候補となる可能性があるためだ
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