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債券は上昇、5年債入札順調で買い優勢に転じる-米金利動向に警戒も

更新日時

債券相場は上昇。前日の米国債市場で長期金利が上昇した流れを受けて売りが先行したものの、この日に実施された5年債入札は応札倍率が半年ぶり高水準になるなど順調となったことから買いが優勢に転じた。

  • 新発5年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.11%。午前のマイナス0.095%から水準を切り下げた
  • 新発2年債利回りは0.5bp低いマイナス0.135%
  • 長期国債先物12月物の終値は3銭高の151円88銭。午前には米長期金利上昇の流れを引き継ぎ一時151円77銭まで下落したが、5年入札の結果を受けて151円92銭まで買い戻された
先物中心限月の日中推移

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 5年債入札は事前に警戒されていたが、順調にこなしたことで安心感から買い戻しが優勢
  • ただ、中期ゾーンは増発による需給懸念が続いており、5年債利回りがマイナス0.1%を下回る水準でどんどん買われる展開は見込みにくい
  • 大統領選挙を含め米国発の材料が日替わり状態の中、米長期金利の上昇を試す展開といった感もある

5年債入札

  • 最低落札価格は100円94銭、市場予想100円92銭
  • 応札倍率は4.90倍と4月入札以来の高水準となり、需要の強さが示された
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は1銭と、前回2銭から縮小
  • 備考:過去の5年債入札の結果一覧

米長期金利動向

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.110%0.035%0.400%0.630%0.650%
前日比-0.5bp-1.0bp横ばい-0.5bp-0.5bp-0.5bp
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