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シャープ、独ダイムラーと和解-特許ライセンス契約を締結

更新日時
  • ダイムラー、ドイツ国内での自動車販売の差し止め回避へ
  • ノキアもライセンス取得を求めた提訴でダイムラーに勝訴

シャープは7日、ドイツの自動車メーカー、ダイムラーとモバイル技術の特許についてライセンス契約を締結したと発表した。シャープは特許に関連した訴訟で先月、ダイムラーに勝訴していた。ダイムラーはドイツ国内での自動車販売の差し止めを迫られる可能性があった。

  発表によると、ダイムラーはシャープが持つ高速携帯通信規格「LTE」を含む無線通信関連規格必須特許のライセンス契約を締結した。ダイムラーの自動車製品の大多数に関連して、シャープと部品サプライヤーとの間で既に結んでいるライセンス契約を補完するものになるとしている。

  シャープの広報担当は、ライセンス契約の締結によりダイムラーとは和解したと話した。  

  ダイムラーは、フィンランドのノキアが同様にライセンス取得を求めた提訴でも敗訴している。シャープの訴訟でダイムラーはライセンスについて、同社ではなく部品などのサプライヤーが取得するべきものだと主張。上訴する方針を示し、生産・販売の停止は見込んでいなかった。

  ミュンヘンの裁判所は9月10日、ダイムラーが無断でシャープの技術を使用していたと認め、判決執行の条件となる担保金を550万ユーロ(約6億9000万円)に決めた。これはノキアに示した70億ユーロを大きく下回る。ドイツの法律では上訴が行われた場合、勝訴した側が担保を納めない限り判決は施行されない。

(背景を追加しました)
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