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米副大統領候補討論会に異例の高い注目-アクリル板設置し7日夜開催

  • トランプ大統領とホワイトハウス関係者の感染受け安全対策強化
  • 非難の応酬で混迷極めた大統領候補討論会より礼節ある形か

米共和党ペンス副大統領と民主党カマラ・ハリス上院議員は7日夜、副大統領候補討論会に臨む。選挙戦で忘れられがちな副大統領候補の討論会だが、トランプ大統領の新型コロナウイルス感染という異例の状況下、今回は例年にない高い注目を集めそうだ。

  両党の大統領候補がともに70代であることから、ペンス氏(61)とハリス氏(55)はいずれも、大統領が職務不能になった場合はその職を引き継ぐ能力があると有権者を安心させる必要がある。

  トランプ氏と民主党候補バイデン前副大統領による1週間前のテレビ討論会は非難の応酬で混迷を極めたが、ペンス氏とハリス氏がソルトレークシティーのユタ大学で行う討論会は劇的に異なる舞台となりそうだ。ホワイトハウス関係者10人以上の感染が判明して以来、安全対策が厳格化されただけでなく、討論会のトーンはもっと礼節ある形になる見通しだ。

Pence Harris duo

ペンス副大統領とハリス上院議員

出典:ブルームバーグ

  討論会は米東部時間7日午後9時(日本時間8日午前10時)に始まり、9つの論点ごとにそれぞれ10分程度の時間を割く見通し。

  壇上のペンス氏とハリス氏の間にはアクリル板が設置される。トランプ陣営は反対したものの、ハリス氏のスタッフの主張が通った。トランプ氏が新型コロナに感染して入院した後、ペンス氏は検査で陰性と判明している。ハリス氏も陰性だったとバイデン陣営が6日発表した。大統領候補討論会委員会(CPD)は5日、両副大統領候補の間を12フィート(約3.7メートル)余り空けるほか、司会を務める米紙USAトゥデーのスーザン・ページ氏とも同じ距離を取ることを明らかにした。

  トランプ大統領の一族と一部ゲストは先週の討論会でマスク着用を拒否したが、CPDは着用を拒む人は「退去させられる」としている。

  共和党のベテランストラテジスト、チャーリー・ブラック氏は、「今回の副大統領候補討論会は通常よりも大きな注目を集めるだろう」と指摘。「それ故、両候補にはチャンスだ。私は実際、良い討論を期待している。ペンス氏は大統領の主張や実績、考えを冷静かつ落ち着いたやり方で提示するのが上手い。ハリス氏も雄弁家であることは証明されている」と語った。

原題:
Pence, Harris Debate Unfolds With Amped-Up Stakes, Plexiglass(抜粋)

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