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IMF、メキシコ政府に財政支出拡大促す-新型コロナの打撃緩和で

  • GDPの最大3.5%に相当する歳出拡大は可能と分析
  • 今年のメキシコ経済成長率はマイナス9%と予想

国際通貨基金(IMF)は6日、メキシコに対し、新型コロナウイルスの「パンデミック(世界的大流行)がもたらす打撃を抑え」、より迅速な経済回復を確実にするため財政・金融の両面で短期的な対策を実施するよう求めた。

  IMFのスタッフは4条協議のためのメキシコ公式訪問後の声明で、政府の新型コロナ対応は「非常に控えめ」だったと指摘し、家計や民間企業、医療への財政支援を3倍余り増やすよう促した。経済へのさらなる影響を相殺するため国内総生産(GDP)の2.5-3.5%に相当する歳出拡大は可能だと分析した。

  メキシコ経済の今年の成長率についてはマイナス9%と予想。「これらの予測に基づくと、雇用や収入、貧困率がパンデミック前の水準に戻るには数年かかるだろう」と指摘した。IMFの推計によると、コロナ禍の衛生措置や家計への支援に伴うメキシコ政府の支出増はGDPの0.7%程度の額にとどまる。これに対し、20カ国・地域(G20)の新興国は平均3%だった。

Latin America's Lost Quarter

Region's major economies see record 2Q GDP declines

Sources: National statistics agencies

Note: Data are YoY by quarter

  メキシコ財務公債省のジョリオ次官は6日夜の一連のツイートで、増税などIMFの提言には同意できないと述べた。

原題:IMF Calls on Mexico to Spend More to Speed Up Weak Recovery (1)(抜粋)

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