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ソフトバンクG株が20年ぶり高値を再度更新、2年ぶりの8日続伸

ソフトバンクグループ株が終値ベースで20年ぶりの高値を再度更新した。大規模な自社株買いの実施期間中で、需給面で安心感があるほか、投資する米国テクノロジーセクターの株価も9月上旬に最高値圏から一時急落した後、持ち直している。

  7日の取引で株価は前日比0.6%高の6955円で終了。8月3日に付けた2000年3月以来の高値(6932円)を上抜けた。18年7月に記録した11連騰以来の8日続伸となった。

ソフトバンクG株の2000年以降の推移

  ソフトバンクG株は、投資先価値の低下に伴う業績悪化や財務体質への不安が広がり、3月に一時4年ぶりの安値水準まで売られた。その後、総額2兆5000億円の自社株買いや4兆5000億円規模の資産売却計画の発表を受けて反発。米テクノロジー株の急落を材料に9月上旬には一時5000円台まで下げたものの、最近は上昇基調にあった。

  同社は6月末時点でズーム・ビデオ・コミュニケーションズやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなど25銘柄に総額約39億ドル(4120億円)を投資していることが8月に米国証券取引委員会(SEC)に提出された報告書で分かっている。米テクノロジー株のオプションバブルの崩壊懸念で、ズーム株は9月1日に付けた478ドルから一時反落したが、同23日には初めて500ドルを突破した。

  また、ソフトバンクG株を巡っては、非上場化に向けた経営陣による買収(MBO)観測が市場でくすぶっている。9月29日にはNTTによる子会社NTTドコモの4兆3000億円規模の株式公開買い付け(TOB)が発表された。

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