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富士通、ファナック、NTTコムが工作機械業界のデータを共有化

更新日時
  • 業界デジタル化へ中小企業の活用促す―3年以内に300社の参加が目標
  • 資本金2億5000万円で富士通40%、他2社が各30%出資し新会社設立

富士通ファナックNTTコミュニケーションズの3社は7日、工作機械メーカーと納入先企業が生産データをクラウド上でやり取りできるサービスの運用会社を共同で11月に設立すると発表した。2021年4月から国内で基本的なサービスの提供を目指す。

  発表によると、資本金は2億5000万円で、富士通が40%、ファナックとNTTコムがそれぞれ30%を出資する。欧州、北米、アジア地域でも順次サービスを展開する予定で、3年以内に300社の参加を目指す。将来的には世界で1000社以上とのつながりを持ちたいとしている。

BlendTec Blender Facility Ahead Of Markit Manufacturing Figures

ファナックの工作機械

  富士通の藤原克己理事は会見で、工場現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるには「個社単位での対策やシステム投資には限界がある」と指摘。業界全体のプラットフォームとして特に中堅・中小企業に活用してもらいたいと話した。従業員10人程度の企業に月額数万円での提供を想定している。

  3社は機械の稼動や従業員の作業状況を管理し、AI(人工知能)による分析も加えてコスト低減や生産効率化に活用できる専用アプリを開発する。工作機械業界のデジタル化を推進するとともに、顧客ニーズに合った新たな工作機械や事業の開発につなげたい考えだ。

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