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豪中銀、政策金利と3年債利回り目標を据え置き-予算公表控え

更新日時
  • 「高止まりしている失業率への対応が国家の優先課題」とロウ総裁
  • 必要である限り、高度に緩和的な政策姿勢を維持すると豪中銀

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は6日、政策金利のオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標と豪3年債の利回り目標をいずれも0.25%に据え置く決定を下した。据え置きは市場の予想通り。

  豪政府はこの日、新型コロナウイルスに伴うリセッション(景気後退)からの経済回復に向けた予算案を発表する。来月の新たな経済見通し公表を前に、労働市場の動向が豪中銀の焦点だとロウ総裁は語った。

  同総裁は声明で、「高止まりしている失業率への対応が重要な国の優先課題だと政策委は考えている」と指摘。必要である限り、高度に緩和的な政策姿勢を維持するとした上で、「経済活動の再開をさらに進めるのに伴い、追加金融緩和がいかに雇用を支援し得るか検討を続けている」と説明した。

  豪中銀は労働市場の状況は改善しており、失業率のピークは従来の予想を下回る可能性があるものの、失業者と不完全就業者の水準は高止まりが長期間続く可能性が高いとみている。

RBA said addressing high unemployment is a national priority

  ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査の予想中央値では、今年度の財政赤字は2200億豪ドル(約16兆7000億円)、対国内総生産(GDP)比で11.6%に膨らむ見通し。失業率は現在の6.8%から2021年半ばまでに8%に上昇すると見込まれている。  

原題:Australian Central Bank Keeps Policy on Hold, Awaits Budget (2)(抜粋)

(2段落目以降に声明の内容などを追加して更新します)
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