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新型コロナ感染、米国の大半の地域で再拡大-冬の到来で状況悪化も

  • 34州で新規感染の7日平均が1カ月前の水準上回っている
  • インフル流行と重なる「ツインデミック」の恐れ-シャフナー教授

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新型コロナウイルスの感染は米国の大半の地域で再び広がっており、学校再開や寒い季節の到来で状況が急速に悪化する恐れがあると専門家は警告している。

  34州で新規感染の7日平均が1カ月前の水準を上回っている。カリフォルニア州やフロリダ州など人口の多い州では勢いは鈍化しているものの、中西部ではかつてない感染拡大が起きており、北東部の一部でも再び広がり始めている。

Daily Cases Per 100k in Select Hard-Hit States

Source: CDC

Note: Based on 7-day moving avg. new cases; reflected as no. of days since 10 avg. daily cases

  医療専門家らは、気温の低下で北米の人々が屋内で過ごす時間が増え、多くの地域で学校が再開されるのに伴い、コロナ感染が再拡大する可能性について長い間警告してきた。ワクチンの開発が進められているが、承認されたとしても大半の人が接種を受けられるようになるのは数カ月先になる見込み。

  バンダービルト大学のウィリアム・シャフナー教授(感染症学)は、農村地域では社会的距離確保やマスク着用が十分に守られておらず、寒い季節の訪れとインフルエンザ流行が重なることで、医療現場への負担が一層増す「ツインデミック」をもたらす恐れがあると指摘した。

  ネブラスカ州では3日、感染件数の7日平均が過去最高となった。同州やウィスコンシン、モンタナ、ノースダコタ、サウスダコタなど中西部と西部の州では最近になって感染が急拡大している。ニューヨーク市では感染ホットスポットにある学校を6日から休校にする。

U.S. Daily Cases Excluding Sun Belt

America is setting new Covid-19 records in non-Sun Belt states

Source: Johns Hopkins University data

Note: U.S. cases excluding Arizona, California, Florida, Georgia, Louisiana, Texas

原題:Covid-19 Making a Dangerous Comeback in Most Parts of U.S. (2)(抜粋)

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