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シカゴ連銀総裁、インフレのオーバーシュートに数年かかると予想

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米シカゴ連銀のエバンス総裁は、インフレ率が金融当局目標の2%を上回るまでには数年を要する可能性が高いとの認識を示した。

  総裁は5日、バーチャル形式での会議で講演。事前に配布された原稿によれば、「インフレはゆっくりと改善して2023年には持続的なベースで2%に達し、その後の数年間に2%を小幅にオーバーシュートすると私は予想している」と述べた。

Key Speakers At The University Of Chicago Graduate China Forum

エバンス総裁

  その上で、「やるべきことは多くありそうだ。プロセスの途中で、オーバーシュートに対して尚早に弱腰になる衝動を抑えるという責務の重大さを認識することが極めて重要だ」と指摘した。

  エバンス総裁はまた、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「インフレは弱まる」と予想し、オーバーシュートが重要だとの見解を示した。

  「コアインフレ率がある期間2.5%に上昇したら非常に満足するだろう」とし、「2.5は大きな数字というわけではない」と述べた。

  「前回の雇用統計は恐らく多くの人が予想していたよりも若干控えめな内容だっただろう」とも指摘。従って米国の回復速度について疑問があるとの認識を明らかにした。

  エバンス氏は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を保有していない。

原題:Fed’s Evans Sees Yearslong Wait Ahead for Inflation Overshoot(抜粋)Evans Says Inflation Is Going to Be Weak, Important to Overshoot(抜粋)

(第4段落以降にブルームバーグTVでの発言内容を追加して更新します)
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