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米政府、テクメットに出資-EV電池の原材料確保で中国依存減らす

  • テクメット、米国際開発金融公社から約26億4000万円の出資を受ける
  • 資金はブラジルのニッケル・コバルト鉱山開発に充てられる

米政府が電気自動車(EV)の電池に使われる金属を扱う企業の株式を取得した。EVバッテリーの主要な原材料確保で中国依存を減らしたい考えだ。

  ダブリンに本拠を置くテクメットは5日の資料で、米国際開発金融公社(IDFC)から2500万ドル(約26億4000万円)の出資を受けたと発表した。資金はブラジルのニッケル・コバルト鉱山開発に充てられる。コバルトは多くのEV電池にとって重要な素材だが、主に中国が精製能力を握っている。

  IDFCのアダム・ベーラー最高経営責任者(CEO)はテクメットの資料で、「先端テクノロジーの重要な原材料への投資は開発を支え、米国の外交政策を進展させる」とコメントした。

Dominant Player

China virtually controls global cobalt refining capacity

Source: BNEF

  テクメットの主な投資先は米国とカナダのリチウムイオン電池リサイクルプラントやルワンダのスズ・タングステン鉱山、米国のバナジウム施設。同社が扱う大半の金属は、世界的なサプライチェーンのいずれかの段階で中国の影響下にある。

原題:U.S. Takes Stake in Battery-Metals Firm to Wean Itself Off China(抜粋)

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