コンテンツにスキップする

豪ドル、対円で潮目変わったか-トランプ大統領コロナ感染で

  • トランプ氏の感染報告受け、豪ドルは2日に対円で一時1.2%下落
  • 米政治リスクの高まりなどが安全通貨への回帰につながるとの見方

オーストラリア・ドルは対円で最近の上昇分を失う可能性がある。トランプ米大統領の新型コロナウイルス感染を受けて、米大統領選の不透明感が強まっていることが背景。

  豪ドルは2日、トランプ氏が自身とメラニア夫人の新型コロナ感染を明らかにした後、対円で一時1.2%下落した。豪ドルは約10年で最長の上昇を記録した後、9月に月間ベースで3.3%下げている。

  各国経済が新型コロナ禍からの回復に向かっていることがリスクに敏感な豪ドルには追い風だったが、市場は慎重姿勢に転じつつあり、逃避先としての円の価値が重視され始めている。

  ラボバンクのロンドン在勤の為替戦略責任者、ジェーン・フォーリー氏は「豪ドルが対円で下落に向かうリスクがある」とした上で、「米国の政治リスクの高まりや新型コロナ関連の一部制限が長引くことへの懸念、そして米中間の緊張は、いずれも安全通貨への回帰につながる可能性がある」と指摘した。

Aussie-yen is poised to move lower after breaching 50-DMA support

原題:
Aussie Reaches Turning Point Against Yen After Trump Infection(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE