コンテンツにスキップする

トランプ大統領の医師団、治療巡る矛盾する説明で混乱招く

  • 主治医コンリー氏、酸素吸入について誤解招く発言したと認める
  • 新たにステロイド薬デキサメタゾンの投与決めたことも公表
トランプ大統領

トランプ大統領

Photographer: Graeme Sloan/Bloomberg
トランプ大統領
Photographer: Graeme Sloan/Bloomberg

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

トランプ米大統領の主治医は、大統領の酸素吸入について誤解を招く発言をしたことを認めた。トランプ氏の新型コロナウイルス感染を巡ってはつじつまが合わずに混乱を招く説明が相次いでいる。

  主治医のショーン・コンリー氏は4日、大統領が2日に酸素補給を受けたと記者団に説明。3日には2日時点でそうした治療処置は行っていないと述べていた。当初、誤解を招きかねない情報を提供したのは、トランプ氏と医師団の「前向きな態度を反映」させるためだったと釈明した。

  4日の会見では、一貫性がなく誤解を招くような返答が続いた。国民を安心させたいとのトランプ氏の望みを満たすことに重きを置いたためと見られるが、大統領の健康状態について、かえって不完全な情報を与える結果となっている。医師らは大統領の症状の回復が続いており、5日にも退院する可能性があると説明した。

トランプ氏の容体、医療チームは「改善」強調-新情報で懸念も

Dr. Conley Holds Press Conference To Update On President Trump's Condition

記者会見する大統領主治医のショーン・コンリー氏(10月4日)

写真家:マイケル・レイノルズ/ EPA /ブルームバーグ

  4日には大統領の治療で新たにステロイド薬デキサメタゾンの投与を決めたことも公表された。この医薬品はより重症の新型コロナ患者に使用されることが多い。

トランプ大統領にステロイド薬投与、コロナ治療で医師団が判断

  トランプ大統領は4日、入院先の病院の外に集まった支持者にあいさつするため、車で短い時間病院を出た。大統領はこれに先立ち、支持者に顔を見せると予告する動画をツイッターに掲載。実際に感染したことで新型コロナウイルス感染症(COVID19)について「多く」のことを学んだとした。

トランプ氏、病院の外で車から支持者に顔見せる-サプライズ予告後

原題:Trump Doctor Sows Confusion With Reversals on President’s Vitals(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE