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スエズ、アルディアンによる買収案支持-ヴェオリアの提案期限前に

  • アルディアン提案、全てのステークホルダーの利益にかなうとスエズ
  • スエズとヴェオリアの合意は依然として可能-ルメール財務相

フランスの公益事業会社スエズは4日、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社アルディアン主導の買収提案を支持した。仏同業ヴェオリア・エンバイロメントによる買収に抵抗しているスエズは、株主に代替案を提供しようとしている。

  スエズは取締役会後に公表した発表資料でアルディアンの提案について、「当社の株主、従業員、顧客そして全てのステークホルダーの利益にかなう」と指摘。同提案は「成長を軸にまとめられた」ものであり、従業員の持ち分を倍増させることができるとの見方を示した。提案の詳細は今のところ分かっていない。

  スエズは4日早く、ヴェオリアのアプローチは敵対的となお考えていると明らかにし、最近の協議が両社の友好的な合併に道を開くとの期待が後退していた。

  仏エネルギー会社エンジーからスエズ株29.9%を34億ユーロ(約4200億円)で取得するというヴェオリアの提案は、全株取得への前触れと見なされている。同社は9月30日、買収額を1株18ユーロと、従来の15.5ユーロから引き上げた。提案の期限は5日に設定されている。

  エンジー株24%を保有する仏政府は、合意を急ぐべきではないとしている。ルメール財務相は4日、記者団に対し、スエズとヴェオリアの合意は依然として可能だと述べた。

原題:
Suez Renews Support for Ardian’s Bid Ahead of Veolia’s Deadline(抜粋)

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