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債券は下落、米長期金利上昇や30年入札控え売り圧力-日銀オペ下支え

更新日時

債券相場は下落。米国市場で長期金利が上昇したことや30年利付国債入札を翌日に控えて調整の売り圧力が強まった。一方、日本銀行が実施した国債買い入れオペは需給の引き締まりを示唆する結果となり、相場の下支え要因となった。

  • 新発10年債利回りは前週末比1ベーシスポイント(bp)高い0.025%と9月10日以来の高水準
  • 新発30年債利回りは1.5bp高い0.615%
  • 長期国債先物12月物の終値は8銭安の152円8銭。売り先行で取引を開始し、一時152円3銭まで下落。午後に入ると、日銀オペ結果を受けて152円11銭まで下げ幅を縮小する場面もあった
先物中心限月の日中取引推移

市場関係者の見方

バンク・オブ・アメリカの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領の状態が不透明要因として残る中、大統領不在で仮に民主党寄りの案で追加経済対策が合意に達すると、財政支出の拡大期待でリスクオンの動きになり金利が上昇方向に動き出す可能性がある
  • 全体的に売り優勢の中で、超長期ゾーンはあす6日の30年債入札を控えて調整含みの動き
  • 30年債入札は警戒感もあるため、なるべく高い利回り水準で迎えたいというところだろう

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、5年超10年以下。買い入れ額はいずれも4200億円と前回から据え置き
  • 応札倍率は1年超3年以下が1.97倍、5年超10年以下が2.35倍と、ともに前回から低下。売り圧力の弱まりが示された
  • BofAの大崎氏
    • 強めの結果で、思ったよりは売りが出ないという内容
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.140%不成立0.025%0.400%0.615%0.645%
前週末比横ばい+1.0bp+1.0bp+1.5bp+1.0bp
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