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トランプ氏のバイタル「気掛かり」だったと関係者-主治医は楽観

更新日時
  • トランプ氏の状態を巡っては今後48時間が極めて重要-関係者
  • 主治医はトランプ氏の回復ぶりを「非常にうれしく思う」と発言

トランプ米大統領の主治医ショーン・コンリー氏は、大統領の新型コロナウイルス感染症(COVID19)の治療は順調に進んでいると説明。だが事情に詳しい関係者からは、主治医の説明と相反するような話が聞かれた。同関係者は、トランプ氏の過去24時間のバイタルサインは非常に気掛かりなものだったと明らかにした。

  関係者は今後48時間が極めて重要だと述べ、トランプ氏が回復途上にあるとはまだ明確には言えないと指摘した。

  コンリー氏は3日の記者会見で、トランプ氏の容体の回復ぶりを「非常にうれしく思っている」と述べた。症状については、1日に「軽いせきと鼻詰まり、倦怠(けんたい)感」に見舞われたが、「いずれの症状も消散、改善しつつある」と説明した。

  だが、トランプ氏は過去24時間余り熱が出ていないとしながらも、1日の時点でトランプ氏にどの程度の熱があったかや呼吸を楽にするため酸素補給を受けたかなど、同氏の状態に関する幾つかの質問については直接的な答えを控えた。

  コンリー氏はまた、トランプ氏が新型コロナ感染と診断されてからの経過時間は72時間だと記者会見で説明。これは公式発表よりも長く、混乱を引き起こした。その後、コンリー氏は声明で自身の発言を訂正。トランプ氏が新型コロナ感染と最初に診断されたのは1日夜だと改めて説明した。

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トランプ大統領の状態を記者会見で説明する主治医ショーン・コンリー氏 ウォルター・リード米軍医療センター前 10月3日 (Photo by Brendan Smialowski / AFP) (Photo by BRENDAN SMIALOWSKI/AFP via Getty Images)

  トランプ氏は3日、入院先のウォルター・リード米軍医療センターの医師や看護師を称賛。「彼らのおかげで私は元気だ!」とツイートした。

  コンリー氏は、トランプ大統領が呼吸困難に陥るようなことはなかったとし、血中酸素飽和度は96%程度で現在は酸素補給は行っていないとも説明。酸素補給については1日には必要なかったと説明。2日も病院到着後は酸素補給は受けなかったと述べたが、ホワイトハウスにいる間に受けたかどうかについては明言しなかった。AP通信は事情を知る関係者の話として、トランプ氏が2日、病院へ向かう前にホワイトハウスで酸素補給を受けたと伝えている。

  コンリー氏はまた、トランプ大統領が新型コロナ検査で最後に陰性反応を示したのがいつだったかについて回答を控え、大統領の感染経路については、治療と「無関係」だとして答えなかった。

  新型コロナ感染に関してトランプ氏が抱えるリスク要素については「大統領は74歳で男性、やや過体重だ。それ以外は非常に健康だ」と述べた。

原題:Trump’s Vitals Called Concerning Despite Doctor’s Upbeat Report(抜粋)*TRUMP ADMINISTERED SUPPLEMENTAL OXYGEN AT WHITE HOUSE FRI.: AP

(関係者の話や主治医の発言を追加し、更新します)
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