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【米国市況】株が反落、大統領コロナ感染の影響見極め-円が高い

2日の米株式相場は反落。トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したことの影響を見極めようというムードに加え、米追加経済対策案を巡る協議の動向にも引き続き注目が集まり、値動きは比較的荒かった。米国債は下落。

  • 米国株は反落-大統領コロナ陽性の影響見極め
  • 米国債は下落、10年債利回り0.70%
  • 円など逃避先通貨が高い、ドル指数は上げ幅縮小
  • NY原油は続落、景気回復巡る不透明感強まる
  • NY金先物は反落、1オンス=1907.60ドル

  アップルやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなどのハイテク銘柄が軒並み売りを浴びたことから、主要株価指数ではナスダック100指数の下げが最もきつかった。S&P500種株価指数は構成銘柄の大半が上昇したにもかかわらず、これら大型株の下げが響いてマイナスで終了。9月の米雇用統計では雇用の伸びがエコノミスト予想を下回り、追加経済対策の必要性を浮き彫りにした。

  S&P500種は前日比1%安の3348.44。ダウ工業株30種平均は134.09ドル(0.5%)安の27682.81ドル。ナスダック総合指数は2.2%低下。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.70%。

Major equity benchmarks still head for positive weeks despite volatility

  JPモルガン・プライベート・バンクのクロスアセットテーマ戦略責任者、アナスタシア・アモローゾ氏は「大統領の健康状態も雇用統計も、このパンデミック(世界的大流行)がまだ収束に程遠いことを示す例だ」と、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで指摘。「追加経済対策の取りまとめや、拡充された失業給付が確実に利用できるようにすることの重要性」をより浮き彫りにしていると語った。

  外国為替市場では円など逃避先通貨が、トランプ大統領の新型コロナ陽性判明後の上昇を維持した。主要10通貨の中で対ドル上昇率が大きかったのは円とポンドだった。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。追加経済対策を巡る議会とホワイトハウスとの協議が合意に近いとの認識をペロシ米下院議長が示した後、上げの大半を失った。ドルは対円では0.2%安の1ドル=105円36銭。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1716ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。 北海ブレント相場は6月以来の安値となった。トランプ大統領の新型コロナウイルス感染症(COVID19)陽性が判明したことや労働市場の弱さを背景に、景気回復を巡る懸念が強まった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は1.67ドル(4.3%)安の1バレル=37.05ドルで終了。これは約3週間ぶりの安値。ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.66ドル下げて39.27ドル。週間では6.3%の下落。

  ニューヨーク金先物相場は反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は8.70ドル(0.5%)安の1オンス=1907.60ドルで終了した。金スポットは小幅に下げた。ニューヨーク時間午前11時55分現在、0.2%安の1901.51ドル。一時0.6%高まで上昇したが、ドルが堅調だったことから代替資産としての金需要が限定された。

原題:Tech Stocks Drop as Trump Virus Test Fuels Swings: Markets Wrap(抜粋)

Yen Rises on Trump Diagnosis; Dollar Erases Gains: Inside G-10(抜粋)

Oil Dives With Virus Fears Fueling Further Economic Uncertainty(抜粋)

Oil Slides and Gold Swings After Trump’s Positive Virus Test(抜粋)

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