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バークレイズの人事刷新、ステーリー氏のJPモルガン時代同僚に脚光

  • ベンカタクリシュナン氏とコンプトン氏が投資銀部門の共同責任者に
  • JPモルガンでステーリー氏と共に働いた経歴ある両氏は後継候補か

英バークレイズの経営上層部の刷新で、ジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)の後任になり得る内部候補2人が脚光を浴びている。

  投資銀行部門を共同で率いるC・S・ベンカタクリシュナン最高リスク責任者(CRO)は市場担当グローバル責任者に昇格。現在社長のポール・コンプトン氏は銀行業務担当グローバル責任者に就任する。両氏は経済混乱や新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の中でもグローバル投資銀行事業を維持しコストを抑制するステーリーCEOのビジョンの実行を担うことになる。両氏はステーリーCEOが古巣のJPモルガン・チェースから引き抜いた人材で、いずれも同行に20年近く勤続した。

Day Two Of The World Economic Forum (WEF) 2020

ジェス・ステーリーCEO

  ステーリーCEOの後任を巡ってアナリストや投資家の間で臆測が広がっている。グッドバディーのアナリスト、ジョン・クローニン氏は、「経営上層部の刷新は後継者計画が取締役会の観点から重要な議題であることを示している」と指摘。「昨年はステーリー氏の長い在任期間に多くの臆測が広がった。この点についての発表が行われるのは時間の問題にすぎないと思う」と述べた。

  ブルームバーグ・ニュースは7月、長期的な後継計画の一環として、幹部人材紹介会社が起用されたと報じていた。バークレイズは後継者探しは進めていないとしているが、事情に詳しい複数の関係者は2015年12月に就任したステーリーCEOが早ければ来年、同行を去る可能性があると話している。

  ステーリーCEOは今回の人事刷新について、「この銀行の既に優れた経営上層部を発展させることが目的だ」とメモで説明した。バークレイズの広報担当はコメントを控えた。

バークレイズ、上級幹部職の人事刷新-最高リスク責任者が昇格

原題:
Barclays Reshuffle Puts Staley’s JPMorgan Cohort in Spotlight(抜粋)

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