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10月1日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎米国市況:株続伸、経済対策案にらみの展開続く-ポンド乱高下

  1日の米株式相場は続伸。大型テクノロジー株を中心に買いが入った。この日も、ホワイトハウスと議会民主党が追加経済対策で合意できるか注視する相場展開が続いた。原油は反落。

  • 米国株は続伸、ハイテク中心に買い-エネルギーは安い
  • 米国債は中長期債が上昇、10年債利回り0.68%
  • ドル指数が4日続落、ポンドは乱高下
  • NY原油は反落、経済対策巡る不透明感で
  • NY金は反発、ドル下落を材料視

  アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、テスラの株価上昇で、ナスダック100指数はほぼ1カ月ぶりの高値に押し上げられた。一方、エネルギー銘柄の下落がS&P500種株価指数の上値を抑えた。経済対策法案を巡る動向に振り回され、ボラティリティーの高い相場となった。

  S&P500種は前日比0.5%高の3380.80。ダウ工業株30種平均は35.20ドル(0.1%)高の27816.90ドル。ナスダック総合指数は1.4%上昇。

  米国債は中長期債が上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満低下の0.68%。序盤は下げたが、追加経済対策を巡る協議が再び行き詰まると切り返し、上昇に転じた。ただ終盤には、新型コロナウイルス感染症治療薬レムデシビルの米当局承認が「かなり近い」とのギリアド幹部の発言で米国株が持ち直し、米国債は伸び悩んだ。

  外国為替市場ではポンドが下落。欧州連合(EU)離脱協議を巡って相反する内容の報道が伝わる中、極めて荒い値動きとなった。

  ドルは下落。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下と、4日続落。ドルは対円では0.1%高の1ドル=105円53銭。ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.1748ドル、ポンドは0.2%安の1ポンド=1.2891ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。2週間ぶりの安値となった。米経済対策の行方を巡って相反する見解が示唆され、消費回復に関する懸念が強まった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は1.50ドル(3.7%)安の1バレル=38.72ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.37ドル下げて40.93ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。米経済対策を巡る協議の進展に注目が集まる中、ドルが下落したことが背景。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は20.80ドル(1.1%)高の1オンス=1916.30ドルで終了した。

原題:Stocks Climb, Led by Big Tech; Crude Oil Declines: Markets Wrap(抜粋)

Treasuries Advance, End Off Highs After Gilead Drug Comments(抜粋)

Dollar Dips; Pound Pares Brexit-Induced Losses: Inside G-10(抜粋)

Oil Drops in Wake of Stimulus Uncertainty and Virus Fears(抜粋)

PRECIOUS: Gold Climbs on Dollar as Traders Watch U.S. Stimulus(抜粋)

◎欧州市況:小幅高、小売株上昇もエネルギー安が重し-ドイツ債上昇

  1日の欧州株は小幅高。小売株を中心に買いが優勢になった。ただ、米国の追加経済対策や英国と欧州連合(EU)の通商交渉の進展が疑問視されているほか、予想よりも低調だったマクロ経済指標や原油価格の下落が上値を抑えた。

  ストックス欧州600指数は0.2%高。一時は0.9%上昇していたが、厳しい需要見通しを背景に原油先物相場が下落すると、エネルギー株が売られ、同株価指数の上げ幅が縮小した。

  個別銘柄では航空機用エンジンメーカー、英ロールスロイス・ホールディングスが10%安。同社は最大50億ポンドの新たな資金調達計画を明らかにした。一方、ファッション大手、ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)は6.1%高。同社は来年、店舗数を5%程度削減する計画を明らかにした。

  欧州債市場ではイタリア債が上昇。パフォーマンスはユーロ圏の他国債を上回った。同国債の供給見通しが手掛かりとなった。次回のイタリア国債入札は10月13日に予定されている。

  イタリア債とドイツ債のイールドスプレッドは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して135bp。30年債利回りは過去最低の1.72%に下げた。

  ドイツ債は上昇。ペロシ米下院議長が景気対策の合意見通しに懐疑的だと、ポリティコが伝えると、ドイツ株が下落。国債に買いが入った。

  英国債は下げ幅縮小。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が交渉に詳しい当局者の話として、通商交渉について英政府の雰囲気は「慎重ながら楽観的」と報じたが、その後、EU当局者は英国との話し合いにおいて楽観は一切高まっていないと述べた。

  ドイツ10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げてマイナス0.53%。フランス10年債利回りは1bp下げてマイナス0.26%。イタリア10年債利回りは4bp下げて0.82%。

原題:Italian Bonds Lead Euro-Area Advance; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

European Stocks Inch Up With Retailer Gains Tempered by Oil Drop (抜粋) 

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