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EUと英国の通商交渉、進展あったの示唆は楽観的過ぎる-関係者

更新日時
  • 緊迫した協議は継続中、最終段階に進むか2日に決定
  • 国家補助と漁業権が引き続き争点、EUは交渉長期化にも準備

英国と欧州連合(EU)の交渉担当者は、ブリュッセルで緊迫した協議を継続しており、合意に向け進展があったと示唆できるような決定にはまだ至っていない。交渉状況に詳しい関係者3人が明らかにした。

  双方が「トンネル」と呼ばれる交渉の最終段階に入る用意を整えたとの報道もあったが、この関係者は現段階では楽観的過ぎる見方だと説明。交渉開始当初から争点だった英国の国家補助政策と英領海へのEU漁船のアクセスという2つの主要問題で、依然対立しているという。

  英国は今週末に最終段階に進み、最終草案の作成に着手したい考え。一方、EUは双方が十分に妥協し合意が視野に入ったと確信できるまで、同段階には入らない姿勢だ。

  関係者の1人によると、今週の交渉ラウンドで一定の進展はあったが、最終段階入りに前向きな判断を下せるほど進展できるかは依然予断を許さない状況だ。EUのミシェル・バルニエ首席交渉官は、英国側の交渉責任者であるデービッド・フロスト氏と2日朝に会談する。

  英国はジョンソン首相が設定した期限である10月半ばまでに合意できるよう、来週には最終段階に入ることを望んでいる。だがEUは交渉がさらに長引き、11月にずれ込む展開にも備えている。

原題:Officials Say Too Soon to Talk of Progress in Brexit Talks (2)(抜粋)

(第2段落後半以降に情報を加えて更新します)
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