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世界で不動産バブルの恐れ、ミュンヘンなど住宅価格急騰-UBS

  • コロナ禍での政府支援策や低金利などが物件価格を押し上げ
  • 現在の上昇ペースが持続可能でないことは明らかだ-UBS

新型コロナウイルスがまん延する中、世界の各都市では住宅市場バブルの恐れが高まっている。危険信号がともっているにもかかわらず住宅価格は上昇を続けた。

  UBSグループが1日発表した年次の不動産バブル指数によると、「急激な調整」に陥りやすい都市のランキング上位にミュンヘンやフランクフルト、トロント、香港が入った。

  コロナ禍への対応で個人所得や不動産市場を保護する政府の支援策に加え、低金利や差し押さえの一時停止などが多くの都市で物件価格を押し上げた。UBSは今年4-6月(第2四半期)の物件価格を分析し、リポートにまとめた。

  このリポートでUBSは「現在の上昇ペースが持続可能でないことは明らかだ」と指摘、「多くの都市で家賃はすでに下落している。助成金制度が終了し、家計への圧力が高まると調整局面が訪れる可能性は高いだろう」との見方を示した。

  今年、バブルのリスクが最も高い都市はミュンヘン。2位はフランクフルトだった。3位以下はトロント、香港、パリ、アムステルダム、チューリヒが続いた。

  同リポートによれば、賃貸入居者に有利な法律が施行されている都市では、アパート価格が35年分以上の家賃収入に相当すると算出されたケースもある。  

Unaffordable Homes

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原題:Real Estate Bubble Risk Seen in Munich, Zurich and Other Cities(抜粋)

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