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きょうの国内市況(10月1日):株式、債券、為替市場

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●東証:現物売買を終日停止、過去最悪の障害ー再開に向け原因調査

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  東京証券取引所は1日、相場情報の配信に障害が発生しているとして株式全銘柄の売買を終日停止すると発表した。原因を調査中で2日からの取引再開を目指す。

  全銘柄の売買が前回停止されたのは2005年11月で、4時間半取引が止まった。終日取引停止は今回が初で、現物取引で過去最悪のシステムトラブルとなる。日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)は算出されていない。日本取引所グループは、システムの更新などはきょうは特に予定されず、ハッキングの兆候もないとしている。

  加藤勝信官房長官は1日、取引所は経済活動にとって重要なインフラの一つであるとして、「取引の機会が制限されることであって、大変遺憾だ」と話した。

  東証によると、東証現物取引で大規模なシステム障害が発生したのは一部取引参加者にトラブルが起きた2018年10月以来で、全銘柄の売買が停止されたのは05年11月以来となる。

●債券は下落、10年入札順調も高値警戒感で売り優勢-超長期債軟調重し

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  債券相場は下落。この日実施された10年利付国債入札結果は順調だったものの、長期金利がゼロ%に近づき高値警戒感から売りが優勢だった。来週の30年債入札を意識した売りで超長期ゾーンが軟調となり、相場の上値を重くしたとの見方もある。

  • 新発10年債利回りは前日比横ばいの0.01%
  • 新発20年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)高い0.40%、新発30年債利回りは1.5bp高い0.605%
  • 長期国債先物12月物の終値は6銭安の152円5銭。米長期金利上昇の流れを引き継ぎ小安く始まった後、10年債入札が順調だったことで一時プラスに浮上したが、買いは続かず、再び売りが優勢となった

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 先物の上値が重いのは、10年債利回りがゼロ%に近く、どんどん買い進める金利水準でもないためか
  • 10年債入札は順調。新回号で既発債比1.5bp高く見栄えがいいことに加え、9月の中間決算期を越え投資家が動きやすかった
  • 相場はいったんこう着する可能性はあるが、10年債利回りの上限は0.05%から0.03%に切り下がった可能性も

10年債入札

  • 最低落札価格は100円74銭と市場予想の100円72銭を上回る
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.06倍と、5月以来の高水準
  • 小さいほど好調を示すテールは1銭と、前回の11銭から大幅に縮小

●ドル・円は105円台半ば、米追加経済対策への期待でリスクオン

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=105円台半ばを中心に小動き。米追加経済対策を巡る協議が合意に向かっているとの期待感からリスク志向が強まる中、ドルと円はともに他の主要通貨に対して売られやすい展開となった。東京証券取引所のシステムトラブルによる売買停止の影響は見られなかった。

  • ドル・円は午後3時32分現在、前日比ほぼ変わらずの105円50銭。ここまでのレンジは105円41銭から105円55銭
  • ドルと円は他の主要通貨に対して全面安

SMBC信託銀行の佐溝将司シニアマーケットアナリスト

  • 米追加経済対策を巡る合意に向けた進展を背景にリスクオンのドル安、円安という展開。ただ、米大統領選前の合意をどんどん織り込むほど楽観視できる状況ではない点には注意
  • アジア時間のドル・円は中国や香港がきょうから休場となる上、日本株の取引が東証のトラブルで停止したため、本当に手掛かりに乏しい。ハッキングではなくハードの故障とされてるため、積極的な売買の材料にはなりにくい
  • 米金融緩和の長期化観測を背景としたドル安の流れが続いているのに加え、米大統領選の第1回討論会が乏しい内容だったことを受け、米経済成長への失望からドルのポジションを減らす動きも出ているようだ
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