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東証社長、あすの売買できるよう準備ー午後7時半めどに通知

更新日時
Members of the media gather inside the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Thursday, Oct. 1, 2020. 

Members of the media gather inside the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Thursday, Oct. 1, 2020. 

Photographer: Soichiro Koriyama/Bloomberg
Members of the media gather inside the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Thursday, Oct. 1, 2020. 
Photographer: Soichiro Koriyama/Bloomberg

東京証券取引所の宮原幸一郎社長は1日、過去最悪のシステム障害で売買が終日停止したことについての記者会見で「あすは通常売買ができるよう準備としている」と述べた。きょうの午後7時半をめどに市場関係者に状況を知らせる予定だ。

  宮原社長は会見冒頭で「深くおわび」するとした上で、ネバーストップを合言葉に市場の安定運営を心がけてきたとしながら、多大なご迷惑をかけて市場扱うものとして責任を痛感していると述べた。売買停止を市場関係者などに伝える情報発信が遅かったという指摘については重く受け止めていると語った。原因の徹底究明と再発防止策をとり、責任についてはその上で検討する方針だ。システム製作者の富士通については、あくまでもベンダーなので、市場運営者としての責任はわれわれにあると述べた。

  会見に同席した日本取引所グループの横山隆介最高情報責任者(CIO)は、富士通に原因解析を依頼していることを明らかにした。売買システムのアローヘッドには約350台のサーバがあり、障害となった原因はそのうちの1つに機器故障があったことだと説明した。明日の取引については、機器交換した上で、きょうの午後7時半をめどに通知できるよう検討しているとした。一方、東証の川井洋毅執行役員は終日売買停止となったことについて、安定的な市場運営のため、市場関係者の安全な取引を優先してヒアリングして決定したことを明らかにした。

  東証は1日、相場情報の配信に障害が発生しているとして株式全銘柄の売買を終日停止すると発表した。全銘柄の売買が前回停止されたのは2005年11月で終日取引停止は今回が初。現物取引で過去最悪のシステムトラブルとなる。原因を調査中で2日からの取引再開を目指している。

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