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トルコが外貨購入税引き下げ-リラ安抑制できず方針転換

  • 外貨購入税の税率を1%から0.2%に引き下げ-官報
  • 2019年に再導入され今年5月に引き上げられていた

トルコ政府は外貨購入税の税率を1%から0.2%に引き下げた。外貨預金の増加に歯止めをかけるための規制強化策が投資家心理を悪化させ、通貨リラの下落を食い止められなかったため方針を転換した。

  9月30日の官報で公表された大統領令によると、この引き下げは一般の外貨や金の購入が対象。外貨購入税は歳入を増やすため2019年に再導入され、新型コロナウイルス禍の今年5月に引き上げられた。

  政府はさらに、年内の措置として新規または更新されたリラ建て預金口座の源泉徴収税を引き下げ、自国通貨建ての貯蓄を促す。

Turks' foreign currency holdings hover near a record high

  リラはブルームバーグが調査する新興国通貨で下期のパフォーマンスが最悪となっている。一方、トルコ中央銀行のデータによると、9月18日終了週時点の国内居住者の外貨保有残高は2181億ドル(約23兆円)と、過去最高に迫る勢いだった。

  トルコ中銀は先週、政策金利の1週間物レポ金利を2ポイント引き上げ10.25%とした。また、銀行調整監視機構(BDDK)は現地銀行が国外の顧客と行う通貨スワップ取引の制限を緩和した。

Falling Volumes

Turkey's average FX trading volumes are steadily decreasing

Source: Central Bank of the Republic of Turkey

原題:Turkey Cuts FX Purchase Tax in a New Step to Normalization (2)(抜粋)

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