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JPモルガン、500人余りの行員が新型コロナ救済資金を利用-関係者

  • 少なくともディレクターレベルでない5人が制度を不適切に利用した
  • サイドビジネスに資金を充てるなど多くは合法的である可能性が高い

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米銀JPモルガン・チェースの行員500人余りが、新型コロナウイルス感染拡大を乗り切るための企業支援を目的とした「経済的損害災害融資」(EIDL)を利用していたことが、同行の内部調査で分かった。このうち数十人は申請・受給をすべきでなかったという。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  公的資金を投じる制度をこれほど多くの行員が利用していたことが発覚したことで、JPモルガン内部で疑念が生じ、急ぎ調査が開始された。ブルームバーグは9月初旬の段階で、一部のスタッフによる制度の不適切な利用を最初に伝えたが、全容は明らかでなかった。

  非公開の調査について知る複数の関係者が匿名を条件に語ったところでは、数百人の行員が自分の口座で公的資金を受け取っていたことに気付いた同行は、一定額を受給したディレクターレベルを含む行員らの精査を開始した。

  関係者の1人によれば、二十数人の最初のグループのうちディレクターレベルでない5人が制度を不適切に利用していた。

  JPモルガンが数百件の受給を調べた結果、自分の時間で行っているサイドビジネスに資金を充てるなど、多くは合法的である可能性が高いと最終的に判明したという。同行の広報担当者は、内部調査に関するコメントを控えている。

原題:JPMorgan Finds More Than 500 Workers Got U.S. Virus Relief Funds(抜粋)

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