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サウジ、4-6月GDPは前年同期比7%減-新型コロナなどが打撃

  • 政府の景気刺激策にもかかわらず、失業率は15.4%と過去最悪
  • 石油セクターのGDPは5.3%減、非石油セクターは8.2%減

サウジアラビアの国内総生産(GDP)は4-6月(第2四半期)に前年同期比7%減となった。失業率は過去最悪の水準だった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)や原油市場の混乱が経済に打撃を与えた。

  サウジアラビア統計庁が9月30日に発表したデータによると、石油セクターの4-6月GDPは前年同期比5.3%減で、非石油セクターは同8.2%減だった。雇用創出の原動力となる非石油セクター民間部門は前年同期比10%余り縮小した。

  政府は景気刺激策として多くのサウジ労働者を対象に給与の60%を補助する措置を講じているが、失業率は上昇。この日同時に発表された失業率は4-6月に15.4%と、20年前までさかのぼることができるデータで最悪の水準となった。

Steep Drop

Saudi GDP contracted the most in at least nine quarters on the back of Covid-19 and lower oil prices

Source: Saudi General Authority for Statistics

  世界最大の石油輸出国であるサウジは今年、新型コロナ感染拡大や石油生産量の削減および原油価格の下落が重なり、前回の原油価格急落からの景気回復が思うように進まない状況下で、二重の危機に直面している。国際通貨基金(IMF)は、今年のサウジのGDPが6.8%減少すると予想している。

Unemployment Trap

Saudi unemployment surged after having stabilized in previous quarters

Source: Saudi General Authority for Statistics

原題:Saudi Economy Shrank 7%, Unemployment at Record as Virus Hit (1)(抜粋)

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